スプリングブルック国立公園(Springbrook National Park)は、世界遺産であるゴンドワナ多雨林の約25%を占める大規模な自然公園です。
ゴールドコーストとNSW州にまたがるように位置しており、サーファーズパラダイスやブリスベンからもアクセスしやすい立地となっています。
今回はオーストラリアの大自然を楽しみたい方のために、スプリングブルック国立公園の見どころや行き方について詳しくご紹介していきます!
スプリングブルック国立公園の見どころ4選
スプリングブルック国立公園を訪れるなら、土ボタル、展望台、滝といった大自然を堪能するのがおすすめです。
ここでは各スポットについて深堀するので、オーストラリアならではの体験や風景を満喫してください。
①土ボタル (Glow Worm)
スプリングブルック国立公園で絶対に外せないのが、幻想的な光を楽しめる土ボタル。
オーストラリアとニュージーランドにしか生息しておらず、その神秘的な光景から「世界8大不思議」と称されることも。
ジブリ映画「天空の城ラピュタ」の洞窟シーンのモチーフとも言われており、自然が生み出す美しさを思う存分に堪能できます。
尚、土ボタルを見るためには、ナチュラル・ブリッジ(Natural Bridge)と呼ばれるエリアの中にある洞窟に行く必要があります。
駐車場から洞窟までは遊歩道を10分ほど歩かなければならないので、懐中電灯やスマートフォンのライトなどを使いましょう。
土ボタルは強い光を浴びると再度発光するまでに時間がかかるので、洞窟内では懐中電灯やカメラのフラッシュをオフにしてね!
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②ベスト・オブ・オール展望台(Best of All Lookout)
ベスト・オブ・オール展望台は、スプリングブルック国立公園の中でも特に美しい風景を楽しめる展望台として知られています。
ブナの森、カルデラ、海岸線を一望できる点が魅力で、特に朝日が昇る時間帯には絶景を堪能できます。
スプリングブルック国立公園の中を歩くだけでなく遠くから全貌を眺めたいなら、ぜひベスト・オブ・オール展望台を訪れてみましょう。
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③キャニオン展望台(Canyon Lookout)
キャニオン展望台は、天気のいい日はゴールドコーストの街並みまで一望できるスポットです。
スプリングブルック国立公園の尾根、渓谷、熱帯雨林はもちろん、遠くにはゴールドコーストの高層ビルも見える立地で、大自然と都市部が融合した独特な景色が特徴的。
Springbrookロードから少し脇道に入るだけなので、スプリングブルック国立公園をドライブ中に立ち寄る観光客も多くなっています。
「展望台に行ってみたいけどあまり時間がない」「本格的なトレッキングはしたくない」という方は、車でアクセスしやすいキャニオン展望台を選択肢に入れてみてはいかがでしょう?
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④パーリングブルック滝(Purling Brook Falls)
落差106メートルのパーリングブルック滝は、さまざまな角度から雄大な大自然を満喫できるスポットです。
滝の上や展望台から滝を眺められるほか、遊歩道を通って滝つぼまで行けるのも嬉しいポイント。
熱帯雨林と滝のコントラストが美しく、フォトジェニックな場所としても人気を集めています。
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スプリングブルック国立公園への行き方
気になるスプリングブルック国立公園への行き方ですが、残念ながら2024年8月時点で公共交通機関は通っていません。
もしスプリングブルック国立公園を訪れる場合は、以下の2つの方法を参考にしてくださいね。
①レンタカー
自由度の高さを重視するなら、現地でレンタカーを利用するのがおすすめ。
展望台、滝、土ボタルなど、自分の行きたい場所を組み合わせられるので、満足度の高い旅を実現できます。
尚、スプリングブルック国立公園までの目安時間は、サーファーズパラダイス周辺から約1時間、ブリスベンからでは1時間半程度となっています。
②ツアー
自分自身でスプリングブルック国立公園まで行くのが不安な場合は、ツアーに参加しましょう。
日本から予約できるツアーのほかにも数多くの現地ツアーが催行されており、行き先、ツアー時間、料金はプランごとに異なります。
ただし、土ボタルを見るツアーは夜からのスタートとなるので、帰宅時間も遅くなる点に注意してくださいね。
日本語ツアーに参加したいときは日系旅行会社のツアーから選ぶのがおすすめだよ!
まとめ
大都市としてのイメージが強いゴールドコーストですが、スプリングブルック国立公園はオーストラリアならではの大自然を楽しめるスポットです。
今回ご紹介した情報はインスタグラムにも更新するので、行き先選びの参考に役立ててくださいね!