ゴールドコースト・ブリスベンで、数日だけ車を借りたい旅行者にも、半年以上暮らす人にも。EZレンタカーは、予約から返却まで日本語で済むレンタカー会社です。
ファームジョブの地方移動、語学学校への通学、週末の遠出。オーストラリアで長く暮らすと、「車があれば」と思う場面が必ず来ます。中古車を買うか、借りるか。私のまわりでも、個人売買で買った車が1か月で止まった話や、帰国前に売れずに困った話をよく聞きます。
そこで紹介したいのが、日本人スタッフが運営するEZレンタカーです。取材で話を聞き、実際に1日借りて走ってみました。この記事では、長期滞在・旅行する人に向けて、料金の目安と借りて分かったこと、借りる前に知っておきたいことをまとめます。

ユウト海外にいるのに、日本語で借りられるというだけで安心感はあります。実際にサービスを受けてレビューします!
- 数日の旅行なら短期プラン1日A$27.8〜
- 長期プランは3か月以上で1日A$21.4〜
- 1日借りて分かったサポートの中身
- 免許・保険・デポジットの条件
EZレンタカーとは

EZレンタカーは、ブリスベン・ゴールドコースト・シドニー・メルボルンの4都市で車を貸している、日本人スタッフチームのレンタカー会社です。予約から契約、車の受け渡し、トラブル対応まで、すべて日本語で済みます。
プランは2つ。3か月以上の長期プランと、3か月未満の短期プランです。どちらも走行距離は無制限で、タスマニアを除くオーストラリア全州を走れます。主力は長期プランで、ワーホリ・留学・駐在・親子留学の人がおもな利用者です。
インフォメーション
ゴールドコースト・ブリスベンの長期滞在者に選ばれている理由

契約も保険も、全部日本語で終わる
海外でレンタカーを借りるとき、いちばん怖いのは契約書と保険です。英語の保険説明をよく分からないまま進めて、必要のない高い補償に入ってしまった、という話はめずらしくありません。EZレンタカーは契約書が日本語で、保険のプランも日本語で説明してくれます。借りたあとも、事故・故障・道に迷ったときの連絡先は24時間日本語。警察や保険会社とのやりとりが必要になれば、代行してくれます。
3か月以上なら1日A$21.4〜

3か月以上の長期プランなら1日A$21.4〜。公式サイトでは次のように例示されています。新車にこだわらず、整備された中古車を使うことでこの価格にしているそうです。正確な金額は車種と期間で変わるので、見積もりで確認してください。
| プラン | 車種・期間 | 料金の例 |
|---|---|---|
| 長期 | セダン5人乗り・MT・3か月 | 週A$180 |
| 長期 | ワゴン7人乗り・AT・6か月 | 週A$210 |
| 短期 | セダン5人乗り・MT・1か月 | 週A$195 |
| 短期 | ワゴン7人乗り・AT・2か月 | 週A$255 |
※1豪ドル=約110円(週A$180は約19,800円)。車両料金に、選んだ保険とオプション、オーストラリアのGST(10%)が加わります(2026年10月、EZレンタカー公式サイトより)
走行距離無制限で、州をまたいで走れる
レンタカーには1日の走行距離に上限がある会社も多く、長距離を走るオーストラリアでは意外と効いてきます。EZレンタカーは走行距離の制限がなく、タスマニア以外の全州で使えます。ファームジョブで内陸に移動する、セカンドビザの条件を満たすために地方で働く、といったワーホリの動き方にそのまま合います。各州に提携の整備工場があるので、遠くで故障しても対応してもらえます。
分割払いができて、買う相談もできる
レンタル料金は分割払いに対応しています。渡航直後は家賃のボンドや学費で出費が重なるので、これは助かります。もう1つ、EZレンタカーは現地のカーディーラーと提携していて、滞在期間や用途によっては「買ったほうが安い」と判断すれば、購入の相談にも乗ってくれます。借りる側としては、レンタル一択で押してこないのは信用できるところです。

公式サイトには、中古車を個人売買で買う場合との比較が載っています。要点だけ引くと、レンタルなら初期費用はデポジットだけ、故障は提携工場で対応、保険の手続きは日本語、帰国時は返すだけ。個人売買で買うと、このすべてが自分の負担になります。
コア助支払いは一括・分割・カード・銀行振込から選べるよ。渡航直後で手元の現金を減らしたくない人は、見積もりのときに分割の回数を聞いてみてね。
短期で借りる場合(旅行者向け)

主力は長期プランですが、旅行で数日だけ借りたい人にも短期プランがあります。3か月未満の短期プランは1日A$27.8(約3,060円)〜で、週末だけ、数日だけの利用もできます。保険とGST(10%)は別で、保険の種類や車種によって金額が変わるので、総額は見積もりで確認してください。
旅行者にとって助かるのは、短期でも長期と同じく走行距離が無制限で、24時間の日本語サポートが付くことです。ゴールドコーストからスプリングブルックやバイロンベイへ日帰りで走っても追加料金はかかりません。返却はガソリン満タンが基本ですが、給油せずに返すこともでき、その場合は後日精算になります。

空港で受け取る(ゴールドコースト空港・ブリスベン空港)
EZレンタカーには空港のカウンターはありませんが、ゴールドコースト空港やブリスベン空港エリアへの配車に対応しています。到着時間に合わせて指定の場所に車を届けてもらえるので、空港に着いたその日から走り出せます。指定のピックアップポイントなら配車は無料で、返却も指定場所か空港で済みます。
到着時間が深夜や早朝になる場合は、あらかじめ車を置いておいてもらうセルフピックアップも相談できます。フライトが決まった時点で、便名と到着時刻を伝えておくとスムーズです。

ゴールドコーストで実際に1日借りてみた
話を聞いただけで「おすすめです」と書くのは嫌だったので、ゴールドコーストで1日借りました。イマイチな点があれば、ちゃんと書くつもりで。車はトヨタのヤリス。長距離が当たり前のオーストラリアでは、燃費のいいコンパクトカーは最適解のひとつ。

車は指定のピックアップポイントまでスタッフさんが持ってきてくれました。店舗まで行かなくていいのは、空港に着いた直後や早朝の出発ではかなり楽です。早朝や深夜は、あらかじめ車を置いておいてもらうセルフピックアップもできます。

受け渡しのときに、車の操作と、ガソリンの入れ方まで日本語で説明してくれます。オーストラリアのガソリンスタンドは給油してから店内で払う方式で、初めてだと戸惑うところです。海外の運転が不安な人には、スタッフさんが同乗して交通ルールを説明する15分ほどの教習もあります(ほかの予約との調整があるので、希望する人は事前に伝えておきます)。レンタカー会社で、ここまでやってくれるところを私は知りません。

個人的に刺さったのが、スマホホルダーが最初から付いていたことです。QLD州では運転中にスマホを手に持つと、A$1,295(約14万円)の罰金の対象になります。ホルダーに固定してあれば、ナビの操作はできます。これだけ厳しいルールがあるのに、ホルダーが付いていないレンタカーは本当に多い。細かいところですが、借りる人の立場で考えているかどうかは、こういう所に出ます。


車内は清掃が行き届いていました。以前ほかで借りたときは、前の人のゴミが残っていたことがあったので、乗り込んだ瞬間の印象は正直かなり違います。提携の整備工場で定期的にメンテナンスしているそうで、この日は通り雨が降ったのですが、フロントガラスの撥水も問題ありませんでした。ゴールドコーストは突然の強い雨が多いので、ここは走ってみて助かった点です。


この日は半日で、サーファーズパラダイス、ザ・スピット、タンボリンマウンテン、クンババの保護区(野生のカンガルーとコアラ)、パシフィックフェアと回れました。バスなら2日はかかる行程です。長期で滞在するなら、この自由さが毎週続くことになります。
返却は指定のポイントに停めて終わり。ガソリンを入れずに返しても後日精算してもらえるので、ここも手間がありません。

あえて「ここがあればよかった」を挙げるなら、同じカテゴリーの中で車種を指定できないこと。燃費や荷室にこだわる人は予約時に希望を伝えておいたほうがいいです。あとは繁忙期の直前予約に弱いことくらい。これは人気がある会社ならどこも同じです。
粗探しをするつもりで乗って、見つかったのがこの2つだけ。正直、少し拍子抜けしました。サービスがここまで丁寧だと料金は高いのだろうと身構えていたら、むしろ安い部類です。1日借りただけで言い切るのは乱暴かもしれませんが、この会社は人にすすめて困らない、と感じました。
ユウト車の後ろにウェットスーツ用のカゴが積んであって、サーフィンの街で借りる人の荷物まで考えてありました。こういう所に、この会社の精神が出ていると思います。

借りる前に知っておきたいこと
私の感想ばかり書いても参考にならないので、申し込む前に確認しておくべき条件をまとめておきます。どれも公式サイトに書かれていることです。
まず免許。日本の免許証だけでは運転できません。「国際運転免許証+日本の免許証」「翻訳証明書+日本の免許証」「オーストラリアの免許証」のどれかが必要です。長期で滞在するなら、国際免許の有効期限(1年)より、NAATI認定の翻訳証明のほうが長く使えます。


年齢の条件もあります。25歳以下はヤングドライバー保険の加入が必須で、21歳未満は利用できません。
保険は「基本の補償」に加えて、追加で3つのプランがあります。違いは、自分の車が補償されるかどうかと、事故のときの自己負担額(免責額)です。
| プラン | 免責額 | 補償の範囲 |
|---|---|---|
| 基本の補償 | A$6,500 | 対人・対物のみ。自分の車の修理は対象外(自己負担) |
| ベーシック | A$3,500 | 車両補償あり |
| ミディアム | A$1,500 | 車両補償+タイヤ・窓ガラス |
| 安心プレミアム | A$0 | 車両補償+タイヤ・窓ガラス+休業補償の免除 |
※1豪ドル=約110円(A$6,500は約72万円、A$1,500は約16万円)。免責額は、保険が使える事故で自分が負担する上限(2026年10月、EZレンタカー公式サイトより)
基本の補償だけだと、自分の車の修理代は上限なしで全額自己負担になり、相手の車や物を壊したときもA$6,500(約72万円)までは自分で払います。そのため海外で初めて運転するなら、ミディアム以上を選ぶほうが安心です。デポジット(預り金)も保険によって変わり、A$500〜2,000(約5万5,000〜22万円)。返却後に問題がなければ返金されます。

そのほか、予約は2週間前が目安で、出発48時間前を切ったら電話で空きを確認します。キャンセル料は出発4週間前からかかります。返却はガソリン満タンが基本。砂浜や砂利道などの未舗装路は走れません(オフロードが必要なら専用車両の相談ができます)。
キバ次繁忙期は直前だと空きが少なくて、希望より上のカテゴリーに変更が必要になることがある。渡航日が決まったら早めに相談しておくのが無難だ。
利用の流れ
公式サイトの予約フォームか公式LINEで、希望の車種・期間・受け取り場所を伝えます。返事は当日〜翌営業日。LINEのほうが早いです。
見積もりに納得したら、日本語の契約書で手続きします。保険のプランをここで選びます。支払いは一括・分割・カード・銀行振込から。入金後24時間以内に確認メールが届きます。
空港・ホテルなどの指定場所にスタッフさんが配車(空港・ホテルへの配車はQLDのみ)、早朝・深夜ならセルフピックアップ。車の状態と操作の説明、免許とパスポートの確認をして15〜30分です。
期間中は24時間日本語サポート。延長や車種の変更も相談できます。
指定の返却場所へ。空港返却もできます。スタッフさんが車を確認して、デポジットが返金されます。
相談・予約はこちら

車種で迷っている段階でも、見積もりだけでも相談できます。渡航日と滞在期間、何人で乗るかを伝えると、合うプランを提案してもらえます。
まとめ

長期で滞在するなら、車を買うか借りるかは、お金だけでなく「困ったときに誰が助けてくれるか」で決まります。EZレンタカーは、その部分を日本語で引き受けてくれる会社です。1日借りて走った身としても、人にすすめて困らないサービスだと思っています。
車があると、ゴールドコーストの行動範囲は一気に広がります。次の記事で、車で行きたい場所を探してみてください。


最終確認日:2026年10月(料金・条件はEZレンタカー公式サイトで確認しています。1豪ドル=110円換算)
参考:EZレンタカー|車種・料金/EZレンタカー|ご利用ガイド/EZレンタカー|保険について


