この記事は、日本に住んでいて、これからオーストラリアで使うお金を自分の現地口座に送りたい人向けです。Wise(ワイズ)を使って、日本の銀行からオーストラリアの銀行口座へ送金する手順を、手数料・日数・必要な物から順に説明します。
ユウト私はオーストラリアでWiseを登録して、日本円と豪ドルの残高から送金しています。初回は着金まで半日ほどかかりましたが、2回目からは数分で届いています。
- 手数料は10万円で883円が目安
- 日本在住は本人確認にマイナンバーが必要
- 100万円以下なら残高経由が安い
先に結論|手数料・日数・必要なもの
Wiseは海外送金のサービスです。日本の銀行からWiseに日本円を振り込むと、Wiseが豪ドルに両替して、自分のオーストラリアの口座へ送ってくれます。手続きはスマホのアプリで進めます。
手数料は10万円で883円、着金は入金確認後0〜2営業日が目安です。
手数料(日本円→豪ドル)
| 送金額 | 手数料 | 受取額の目安 |
|---|---|---|
| 10万円 | 883円 | 約A$896 |
| 50万円 | 3,624円 | 約A$4,488 |
| 100万円 | 7,051円 | 約A$8,979 |
※2026年10月10日時点、1豪ドル=約110.6円(Wiseのミッドマーケットレート)、入金方法は銀行振込の場合。為替レートは毎日変わるので、実際の金額は送金画面で確認してください。
Wiseの手数料は「送金額の約0.7%」が中心で、為替レートへの上乗せはありません。このほかに、日本の銀行からWiseへ振り込むときの国内振込手数料(銀行によって異なる)がかかります。
キバ次デビットカードで入金すると、10万円で手数料が4,028円に跳ね上がります。入金は銀行振込を選びましょう。
着金までの日数
| 段階 | 目安 |
|---|---|
| ① 日本の銀行→Wiseの入金確認 | 0〜2営業日 |
| ② 両替 | 最大2営業日 |
| ③ オーストラリアの口座に着金 | 0〜2営業日 |
Wise公式の案内では、入金確認は振込先の銀行によって変わります。WiseのPayPay銀行口座に振り込んだ場合はほとんど即時に確認され、三菱UFJ銀行の口座あての場合は最大2営業日かかることがあります。初回は本人確認(通常1営業日以内)がこれに加わります。

必要なもの
| 項目 | 日本在住 | 海外在住 |
|---|---|---|
| 身分証 | マイナンバーカード/運転免許証/2020年2月以前発行のパスポート | パスポートなど |
| 追加書類 | マイナンバー書類(マイナンバーカードで本人確認した場合は不要) | 住所確認書類 |
| その他 | 送金先のオーストラリア口座のBSBと口座番号、紙とペン | |
この記事では日本在住の人を前提に進めます。海外に住んでいる人は、本人確認の書類が「身分証+住所確認書類」になるだけで、送金の手順は同じです。
ステップ1|Wiseに会員登録する

登録は無料です。パソコンでもスマホでも手順は同じですが、本人確認で身分証を撮影するので、スマホアプリで進めるのがおすすめです。
- メールアドレスを入力します
- 「個人アカウント」を選びます
- 居住国で「日本」を選びます
- 携帯番号を入力し、SMSで届いた認証コードを入力します
- パスワードを設定します
これで登録は完了です。本人確認は、このあと初めて送金手続きを作るときに自動で始まります。
ステップ2|送金の手続きと本人確認
ホーム画面の「送金する」から手続きを作ります。送金額と受取人を入力したあとに本人確認が入り、最後に振込先が表示される流れです。
送る通貨に「日本円」、受け取る通貨に「オーストラリア・ドル」を選びます。金額を入れると、手数料と受取額、着金予定日が表示されます。入金方法は「銀行振込」を選びます。
「自分自身」を選び、口座名義(英語)、BSB(6桁)、口座番号(Account Number)を入力します。BSBと口座番号は、銀行アプリの口座詳細画面で確認できます。

初回だけ、本人確認が入ります。居住状況(日本国籍/永住者/長期滞在ビザ)を選び、身分証を選びます。画面に4桁のコードが出るので、紙に書き留めます。コードは30分で無効になります。
そのあと、「身分証の表面と、コードを書いた紙」「身分証を傾けて厚みが分かる写真」「身分証の裏面」「コードの紙を顔の横に持った自撮り」の順に撮影します。マイナンバーカード以外の身分証を使った場合は、最後にマイナンバー書類(住民票または通知カード)をアップロードします。

「取引の目的」は、生活費を送るなら「生活費」を選びます。内容を確認して確定すると、Wiseの振込先(銀行名・支店・口座番号)と振込金額が表示されます。この画面はスクリーンショットを撮っておくと、次のステップで迷いません。
本人確認の審査は通常1営業日以内で、結果はメールで届きます。審査中でも振込は先に進められます。
キバ次身分証・マイナンバー書類・Wiseに登録した氏名と住所が1文字でも違うと、審査が止まります。引っ越したばかりなら、先に免許証の住所を変えてから始めよう。
ステップ3|日本の銀行からWiseに振り込む
ステップ2で表示された振込先に、自分名義の日本の銀行口座から振り込みます。ネットバンキング、ATM、窓口のどれでも構いません。
- Wiseに登録した本人名義の口座から振り込みます(家族名義や現金振込は受け付けられません)
- 金額は、表示された振込金額と1円単位でそろえます
- 平日の日中に振り込みます(深夜・早朝・土日祝は、入金確認が翌営業日になることがあります)
Wiseが入金を確認すると、両替のあとオーストラリアの口座へ送金されます。進み具合はアプリのホーム画面で確認でき、着金するとメールが届きます。2営業日たっても「入金待ち」のままなら、銀行の振込明細をWiseにアップロードして確認を依頼します。
これで、日本の銀行からオーストラリアの口座への送金は完了です。2回目からは本人確認がないので、ステップ2の金額入力と振込だけで済みます。
もっと安くするなら|残高にチャージしてから送る
Wiseには、アカウントの中に日本円や豪ドルを持っておける「残高」の機能があります。日本円を振り込んで豪ドル残高に両替してから、残高からオーストラリアの口座へ送ると、手数料が少し安くなります。
| 10万円の場合 | 直接送る | 残高を経由 |
|---|---|---|
| 手数料 | 883円 | 686円 |
| 受取額の目安 | 約A$896 | 約A$898 |
| 1回の上限 | 1億5,000万円 | 100万円 |
豪ドル残高からオーストラリアの口座へ送る分は無料なので、差は両替の手数料だけになります。ただし、日本在住の場合は残高へのチャージと残高からの送金が1回100万円まで、保有できる残高も全通貨の合計で100万円までです。100万円を超える額は、ステップ2の「送金する」から直接送ります。
ユウト私は日常使い用の日本円と豪ドルをWiseにチャージしておき、送金が必要になったら残高から送っています。Wiseのデビットカードと合わせて使うと便利です。

ホーム画面の「アカウントに通貨を追加する」をタップし、「オーストラリア・ドル」を選びます。


ホーム画面の「資金をチャージする」をタップします。チャージ額に「オーストラリア・ドル」、入金通貨に「日本円」、入金方法に「銀行振込」を選び、表示された振込先へ日本の銀行から振り込みます。


残高に豪ドルが入ったら、豪ドル残高を開いて「送金する」をタップします。「銀行口座情報を入力」でBSBと口座番号を入れ、金額を入力して確定します。豪ドルから豪ドルへの送金なので手数料はかかりません。
つまずきやすいところ
2020年2月以降に発行されたパスポートは使えない
新しい日本のパスポートには所持人記入欄(住所の欄)がないため、Wiseの本人確認では受け付けられません。マイナンバーカードか運転免許証を使います。どちらも持っていない場合、日本の住所では本人確認ができません。
マイナンバーカードがない
運転免許証で本人確認をしたうえで、マイナンバー書類として「6か月以内に発行された住民票(マイナンバー記載)」か「マイナンバー通知カード」を出します。住民票は本籍の欄を付箋などで隠して撮影します。通知カードは、記載の住所が今の住所と同じ場合だけ使えます。
クレジットカードや家族の口座からは入金できない
入金に使えるのは、本人名義の銀行口座からの振込か、本人名義のデビットカードだけです。クレジットカード、現金、家族名義の口座からの振込は受け付けられず、返金になります。
100万円を超える額を残高から送ろうとしてエラーになる
日本在住の場合、Wiseの残高から送れるのは1回100万円までです。100万円を超える送金は、ホーム画面の「送金する」から入金方法に「銀行振込」を選んで直接送ります。
振り込んだのに「入金待ち」のまま
深夜や早朝、土日祝に振り込むと、入金確認が次の営業日になります。三菱UFJ銀行あての振込は最大2営業日かかることがあります。2営業日(土日祝を除く)を過ぎても変わらない場合は、銀行の振込明細(送金証明書)をWiseの書類アップロード画面から提出します。
コア助振込先がPayPay銀行の口座なら、24時間体制で処理されてほとんど即時に入金確認されるよ。振込先の銀行名は送金画面で確認してね。
よくある質問



まとめ
- Wiseに無料で会員登録します
- 「送金する」から金額と自分のオーストラリア口座を入力し、初回は本人確認をします
- 表示された振込先へ、本人名義の日本の口座から振り込みます
手数料は10万円で883円、着金は入金確認後0〜2営業日が目安です。本人確認は初回だけなので、渡豪の前に一度小さな金額で送っておくと、現地で急にお金が必要になったときに慌てません。
最終確認日:2026年10月(手数料・限度額・本人確認の内容はWise公式サイトで確認しています)
参考:Wiseヘルプセンター「日本のお客様の本人確認について」
参考:Wiseヘルプセンター「日本円(JPY)の送金についてよくある質問」
参考:Wise「送金手数料」




