オーストラリアドルを日本円に戻す方法|手数料・銀行・帰国前後の手順

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スーツケースと豪ドルの硬貨から、点線をたどって円の硬貨へ向かうイラスト

ワーホリや留学を終えて帰国するとき、最後に残るのが「口座にある豪ドルをどうやって日本円に戻すか」です。銀行で送るか、両替所で換えるかで、手元に残る金額は数万円変わることがあります。

この記事では、方法ごとの手数料の違いと、いちばん損しにくいWiseでの戻し方を、豪の銀行からの入金まで含めてまとめました。

ユウト

私はWiseに豪ドルと日本円を入れておいて、普段からそこで両替や送金をしています。タックスリターンもWiseで受け取ってます。

この記事で分かること
  • Wiseなら1,000ドルで手数料約6ドル
  • 豪の銀行→Wise→日本の口座で完了
  • 現金A$1万以上の持ち出しは申告
目次

結論:豪ドルを日本円に戻すならWiseが安い

Wiseは、イギリス発の海外送金サービスです。スマホのアプリで、豪ドルを日本円に換えて、日本の銀行口座に送るところまでできます。

銀行や両替所は、為替レートに自社の取り分を上乗せしています。Wiseは市場の実際のレート(中間レート)で換え、手数料を別に表示します。そのため、まとまった額を戻すならWiseがいちばん損しにくい方法です。

銀行・両替所とWiseのレートと手数料の違い
方法手数料の目安向いている人
Wise1,000ドルで約$6まとまった額を戻す人
豪の銀行から海外送金Wiseの数倍(レートの上乗せ込み)銀行アプリだけで済ませたい人
空港などの両替所レートの上乗せが大きい少額の現金だけ換えたい人
豪のデビットカード海外利用の手数料がかかることが多い少額を日本で使い切りたい人
※Wiseの手数料は公式サイトの試算(豪ドル→日本円、1,000ドルでA$6.34)。金額や時期で変わります。1豪ドル=約110円(A$6は約660円)

Wiseが公開している2026年の調査では、豪ドルから日本円への送金で、Wiseはオーストラリアの銀行の平均より約6分の1の費用とされています。

豪の銀行からWiseを通して日本の銀行へ送る流れ

手順1:帰国前にWiseに登録する

帰国前と帰国後にやること

Wiseの登録と本人確認は、オーストラリアにいるうちに済ませておくとスムーズです。現地の住所や電話番号が使えるうちに認証を終えておけば、帰国後も日本からそのまま操作できます。

Wiseに登録する手順
  • Wiseのアプリを入れて、メールアドレスで登録します
  • 住んでいる国にオーストラリアを選び、氏名と住所を入力します
  • パスポートを撮影して、本人確認を申請します
  • 承認されたら、豪ドルの口座情報(BSBと口座番号)を開きます

Wiseの豪ドル口座には、普通の銀行と同じBSBと口座番号があります。タックスリターンやスーパーの受け取り先としても使えます。

手順2:NABなど豪の銀行からWiseに入金する

次に、NABやCommonwealth Bankなどの口座にある豪ドルを、Wiseの豪ドル口座に移します。オーストラリア国内の振り込みなので、ふだんの送金と同じ操作です。

豪の銀行からWiseに入金する手順
  • Wiseのアプリで豪ドルの残高を開き、「入金」をタップします
  • 表示されたBSBと口座番号、またはPayIDをコピーします
  • NABなど銀行のアプリで、その口座へ振り込みます
  • Wiseの豪ドル残高に入金されたことを確認します

豪ドルのままWiseに置いておくこともできるので、口座を解約する前に残高を全部移しておくと、帰国後も準備は十分です。

手順3:日本円に両替して日本の口座へ送る

Wiseの豪ドルを日本円に換えて、自分の日本の銀行口座へ送ります。送金の画面で、手数料と受け取る日本円の金額が先に表示されます。

日本の口座へ送る手順
  • 「送金」をタップし、送る通貨をAUD、受け取る通貨をJPYにします
  • 送る金額を入力し、手数料と受取額を確認します
  • 受取人に自分を選び、日本の銀行名・支店・口座番号を入力します
  • 内容を確認して、豪ドルの残高から支払います
ユウト

初めて日本の口座に送ったときは、着金まで半日くらいかかりました。2回目からは数分で届くことがほとんどです。

すぐに日本円が必要なければ、豪ドルのままWiseに残しておき、レートを見てから両替することもできます。レートの動きの見方は、こちらの記事でまとめています。

少額なら豪のデビットカードで使い切る手も

残高が数千円〜数万円程度なら、豪の銀行口座を残して、VisaやMastercardのデビットカードを日本で使い切る方法もあります。コンビニのタッチ決済やネットショッピングで、そのまま使えます。

ただし、多くの銀行では日本での利用に海外利用の手数料がかかります。残高が少ないと口座維持手数料がかかる銀行もあるので、使い切ったら早めに解約するのが安心です。口座の解約方法は、こちらの記事で紹介しています。

つまずきやすいところ

現金で持ち帰るときは申告が必要なことがある

オーストラリアから現金を持ち出すとき、A$10,000(約110万円)以上なら出国時に申告が必要です。日本に入国するときも、100万円相当額を超える現金は税関への申告が必要です。

オーストラリア出国時と日本入国時の現金の申告の基準
キバ次

申告しないと、没収や罰金の対象になることがあります。大きな金額は現金で持ち歩かず、口座から送金するほうが安全です。

帰国後、豪の銀行のSMS認証が届かない

豪の銀行アプリは、ログインや送金のときにオーストラリアの電話番号にSMSで認証コードを送ることがあります。携帯を解約するとコードが届かず、口座からお金を動かせなくなります。携帯を解約する前に、Wiseへの入金を済ませておくと安心です。

Wiseの本人確認に時間がかかる

本人確認は、書類の確認に時間がかかることがあります。帰国の直前ではなく、帰国日が決まった段階で登録しておくと、慢てずに済みます。

受取人の名義が日本の口座と合わない

日本の口座へ送るときは、受取人の名前を口座の名義と同じ表記で入力します。名義が合わないと、送金が戻ってきて着金が遅れることがあります。

よくある質問

帰国後でもWiseは使えますか?

使えます。登録と本人確認が済んでいれば、日本からアプリで両替と送金ができます。

余った豪ドルはWiseに置いておけますか?

置いておけます。豪ドルのまま残しておいて、必要なときに日本円へ換えたり、またオーストラリアに来たときに使ったりできます。

タックスリターンやスーパーもWiseで受け取れますか?

Wiseの豪ドル口座のBSBと口座番号を受け取り先に指定できます。申請のやり方は、下の記事でまとめています。

まとめ

豪ドルを日本円に戻すなら、手数料が安く、帰国後もアプリで操作できるWiseが使いやすい方法です。少額ならデビットカードで使い切る方法もあります。

豪ドルを日本円に戻す手順
  • 帰国前にWiseに登録し、本人確認を済ませます
  • 豪の銀行からWiseの豪ドル口座に振り込みます
  • 日本円に両替して、日本の口座へ送金します

最終確認日:2026年10月(Wiseの手数料はWise公式サイト、現金の申告は各国の公式サイトで確認しています)
参考:Wise(AUD→JPYの手数料の試算)/AUSTRAC(現金の持ち出し)/税関(支払手段等の携帯輸出入)

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