


オーストラリアでのワーホリや留学、駐在を終えて日本に帰国するとき、「オーストラリアドル、いつ日本円に戻せばお得なの?」と悩む方は多いはずです。
実は、両替のタイミングを少し意識するだけで、数万円から十数万円も得をしたり、逆に損をしたりすることがあります。
この記事では、ゴールドコーストのメディア「ゴルタビ」を運営しているyutoが、金融の知識がなくても誰でもできる「失敗しにくい両替のコツ」をご紹介します。
過去1年の豪ドル円は、最高 約115円・最安 約96円。今のレート(110円前後)は、その中間(約105円)より上にあります。日本円に戻すには悪くない水準です。
※最終確認日:2026年9月。ここで紹介するドルはすべてオーストラリアドルです。為替は毎日変動するので、両替の前に必ず最新のレートを確認してください。
まずは、オーストラリアドルを日本円に替えるときに、どれくらい差が出るかを見てみましょう。たとえば、帰国時に10,000ドルを持っていた場合…
| レート | 両替後の日本円 |
|---|---|
| 1ドル=約115円(高いとき) | 約1,150,000円 |
| 1ドル=約96円(安いとき) | 約960,000円 |
なんと、同じ10,000ドルでも、約19万円の差が出てしまいます。しかもこれは、たった1年のあいだに実際に動いたレートです。
「たかが1円の差でしょ?」と思いがちですが、実際には1ドルあたり1円の差で、10,000ドルなら10,000円の損得になります。

レートを1円でも軽視すると、大損します。
為替って、ニュースや経済の話みたいで難しそうですよね。でも実は、専門家でも完璧に当てるのは不可能といわれています。為替は、こんな要素で日々変わっているからです。
たとえば2026年は豪ドル高・円安が進み、8月には1豪ドル=115円近くまで上がりました。その後は少し下がり、9月下旬は110円前後で推移しています。こんな動きを事前に当てるのは、まず無理です。
だからこそ、「いつが一番お得か」を当てるのではなく、今が得か損かをざっくり判断する方法が大切になります。その方法を、このあと紹介します。
ここで紹介するのは、私自身が毎回やっている方法です。使うのは、海外送金サービスの「Wise(ワイズ)」が提供している無料ツールだけ。

まずは「Wiseの為替レートツール」を開いて、1オーストラリアドルが今何円かをチェックしましょう。ログインや会員登録なしで使えます。

レートツールを少し下にスクロールすると、オーストラリアドルと日本円の為替チャートが出てきます。「期間」を「12か月」に変えると、過去1年間の最高値と最安値がグラフと数字で表示されます。
たとえば2026年9月時点では、次のとおりです。

次に、今のレートがグラフ上のどの位置にあるかを見てみましょう。
2026年9月下旬のレートは110円前後で、中間より上にあります。最高値ほどではないものの、日本円に戻すには悪くない水準です。急ぐなら両替してOK、もう少し様子を見たいなら一部だけ両替するのもいいでしょう。とても簡単にチェックできるので、ぜひ試してみてください。
Wiseの為替レートツールで今のレートをチェック
「でも、いつ上がるかなんて読めないし…」
「今すぐ全部は使わないけど、ちょっとは円が欲しい…」
そんなときは、分けて両替するのが安心です。たとえば、10,000ドルのうち5,000ドルだけ今両替して、残りの5,000ドルはしばらく様子を見る。こうしておけば、「今必要な分」を確保しながら、レートが上がったときにも備えられます。
両替するときに忘れてはいけないのが、手数料やレートの差です。空港の両替所や銀行では、表示レートに見えない手数料(スプレッド)が含まれていて、損しやすいのです。
そこでおすすめなのが、Wise(ワイズ)です。
私も実際に使っていて、送る金額によっては、空港や銀行より2〜5万円お得になることもあります。
空港・銀行・Wiseでは実際にいくら差が出るのか、日本円に戻す方法をもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事で比較しています。

両替のタイミングで大切なのは、「今のレート」がどんな位置にあるかを知ること。
たったこれだけでも、数万円の損を防ぐことができます。そして両替するなら、手数料が安くて日本の口座にそのまま送れるWiseがおすすめです。帰国前に、ちょっとだけ調べておきましょう。
帰国の準備では、オーストラリアの銀行口座の扱いや、タックスリターン・スーパーアニュエーションの受け取りも忘れずに確認しておきましょう。

