ゴールドコーストってどんな所?魅力・気候・観光・暮らしを徹底解説!

テレビやメディアでよく見かけるオーストラリアの「ゴールドコースト」。真っ白で美しい海岸線があるリゾート地という事は知っていても、そこに住んでいる人たちや、文化、広大な自然があることはあまり知らない方も多いのではないでしょうか?

そこで、ゴールドコーストの情報を簡単に紹介していきながら、旅する際に役立つ基本情報をまとめました。

コア助

ゴールドコーストをぎゅっと凝縮してご紹介します。

目次

ゴールドコーストって?

ゴールドコーストは、広大なビーチ、快適な気候、そしてアクティビティが充実したオーストラリア有数のリゾート都市です。

場所はオーストラリア東海岸・クイーンズランド州の南部に位置し、州都ブリスベンから車で約1時間。日本からもアクセスしやすく、気候が温暖なことから一年を通じて多くの旅行者が訪れています。

そして何よりの魅力は、「都会と自然のバランスが抜群で、誰でも自分らしい過ごし方ができる街」ということ。海沿いのリゾート気分を楽しみながらも、都市機能がコンパクトにまとまっていて、初めての海外でも安心して滞在できます。

人口と街の大きさ

ゴールドコーストは、2024年時点で約64万人が暮らすオーストラリア第6の都市。面積は東京23区の2倍以上の大きさで、南北にビーチが連なる特徴的な都市構造をしています。都市というよりは「細長い海沿いの街」といった印象で、電車や車での移動もわかりやすいのが特徴です。

ゴールドコーストの歴史と成り立ち

元々はアボリジナルの人々の居住地だったこのエリアは、19世紀にヨーロッパ人によって開拓されました。その後、20世紀中頃から観光地として注目され始め、1950年代には“Gold Coast”の名前が正式に採用されます。

「ゴールド」という名前の由来は、地価の高騰や観光による経済成長から来ていると言われています。

特に1960年代以降はサーフィン文化の中心地として世界的に有名になり、国際的なサーフィン大会もたびたび開催。現在もサーファーにとっての聖地として人気を集めています。

住んでいる人々の特徴

ゴールドコーストは多国籍で多様性のある街。オーストラリア人だけでなく、アジアやヨーロッパ、南米など世界中から人が集まっています。最近では日本人や韓国人の学生・ワーホリ参加者も多く、日本語が通じる場面も少なくありません。

また、子育て世代のファミリー層やリタイア後の移住者も多く、観光地でありながらも、落ち着いて暮らせる環境が整っているのが特徴です。

ゴールドコースト旅行に便利な情報

・時差

日本とゴールドコーストの時差はたったの1時間。日本よりゴールドコーストが1時間早いので、日本時間に1時間足すと、ゴールドコーストの時間になります。(ゴールドコーストはサマータイムが無いので、1年中時差は+1時間です。)

・ゴールドコーストの気候と服装

ゴールドコーストは年間を通して温暖で晴れの日が多い亜熱帯性気候です。季節は日本と逆で、夏は12月〜2月、冬は6月〜8月。冬でも平均最高気温が20℃前後あり、寒さに弱い人にも快適な気候です。

・通貨と両替について

通貨はオーストラリアドル(AUD)です。ほぼすべての場所でクレジットカードが使用できるので、両替をしなくても旅を満喫することができます。一部マーケットやカジノで現金が必要な場合もありますが、不安な場合は下記記事をご参考ください。

・チップ事情

ゴールドコーストに限らず、オーストラリアにはチップ文化がありません。そのため、日本と同じくサービス価格を支払うだけでOKです。もちろん、素晴らしいサービスを受けたときはチップを渡すと喜ばれますよ。

・Wi-Fi・電圧・電源

空港やホテルの部屋、街中のカフェや大型ショッピングセンターなどでは無料のWi-Fiが使える場所も多いです。併せて海外用eSIMを準備しているととても便利です。

コンセントは日本と違い「Oタイプ」という形なので、日本の製品を使用する場合は変換プラグが必要です。電圧は日本より強いですが、たいていの電化製品はオーストラリアの電圧にも対応している場合が多いです。

・ゴールドコーストの州税について

ゴールドコーストの一般消費税(GST)は10%です。ほとんどの物品やサービスに適用されていますが、スーパーの食料品や医療サービスには適用されません。オーストラリアでは、表示価格にGSTが含まれていることが一般的です。つまり、レストランやショップで見かける価格は、すでに税込みの金額となっています。

・ゴールドコーストでの移動手段について

ゴールドコーストではバス、トラム、電車、タクシー、フェリーなどあらゆる移動手段があります。観光でよく使われるのはトラム(路面電車)です。しかし、交通手段は多くても本数が少ないため、観光地を効率よく回りたい場合はタクシーやレンタカーが便利です。

・日本からのアクセス

現在、日本からゴールドコーストへの直行便は運航されていません。そのため、ケアンズやシドニー経由で行くか、ブリスベン空港からゴールドコーストへ移動する2つの方法があります。

経由便の場合はフライト時間が11〜14時間程度。ブリスベンからゴールドコーストは車で1時間ほどかかります。

ゴールドコーストのベストシーズン

rick shoresの店内

旅行におすすめの時期は、春(9月〜11月)と秋(3月〜5月)。気温がちょうど良く、降水量も少なめ。アクティビティや観光地も混雑しすぎず、「ほどよいリゾート感」が味わえる絶好の季節です。

ゴールドコースト旅行を安全に楽しむために

ゴールドコーストは、日本と罰則が違う部分も多々あります。例えばゴールドコーストでは以下のようなルールがあります。

・屋外での飲酒禁止
・歩行者の信号無視も罰金対象
・街中は基本的に禁煙
・自転車のヘルメットは義務
・タバコの吸い殻、ガム、紙くずなどを道路や海に捨てると重い罰則。

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この記事を書いた人

28歳。主にHP制作やDTPデザイナーをやってきました。旅の中でゴールドコーストに魅了され、ゴル旅を発起。このメディアを通じて色んなことができたらいいなと考えております。お手柔らかにお願いします!

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