
ゴールドコーストでワーキングホリデーを経験してから、すっかりこの街の魅力にはまっています。どの街に渡航するか迷う友人に相談されるたび、「まずはゴールドコーストを候補に入れてみては」と勧めるほど。以下に挙げる十の理由は、私自身が暮らしながら感じた日々の実感と、最新の生活情報を交えたものです。街選びのヒントとして受け取ってもらえたらと思います。
この記事を書いた人
Yuto

オーストラリアのワーキングホリデー中に国内のほぼすべての都市を巡りました。その中で、1番過ごしやすさを感じた街「ゴールドコースト」のメディアを作っています。
出身地:兵庫
趣味:食べたことないお菓子を試す
1.スローライフでストレスフリー

ローカルの空気は「No worries」で満ちている。周囲の視線を過剰に気にする必要がなく、背伸びをしなくても自然体で居られる。私自身、ブランド物や肩書きにとらわれる感覚が薄れ、自分のペースで働き休むことに集中できました。ゆったりした街のリズムに身を委ねるうち、睡眠と食事の質も整いやすい。
2.仕事が見つけやすい
シドニーやメルボルンの大都市に比べると、日本人ワーキングホリデーメーカーの数は少なめ。そのぶん求人への応募が飽和しにくく、飲食や観光、ローカルジョブなどに挑戦しやすい。実際に私も到着から2日で仕事を決めることができました。ホスピタリティ系なら、履歴書を持ってビーチ沿いの店舗を歩くだけでも手応えがあるはず。
3.生活コストが比較的低い
家賃は都市部より一段階手頃で、シェアハウスの相場は週220〜260豪ドルほど。メルボルンから引っ越してきた当時の私は物価の低さに驚きました。食料品もローカル産が豊富なため、マーケットや大手スーパーで価格を抑えやすい。物価全体が安いわけではないが、同じ家賃でより広い部屋やビーチ近くの物件を選べる点は大きな魅力。
4.毎日がリゾート気分

バスや路面電車で十数分移動するだけで、美しいビーチにすぐたどり着く。朝は波打ち際を散歩し、昼休みにパームツリーの下でコーヒーを飲み、仕事帰りにサンセットを眺める。観光で訪れる人が数日のスケジュールで詰め込む体験を、暮らしの中で自然に繰り返せるのが心地よい。
5.近郊の大自然が身近

ビーチだけでなく、世界遺産の熱帯雨林が車で1時間圏内に点在する。マウントタンボリンのスカイウォークやスプリングブルックの滝巡りは、休日になると友人と頻繁に出かける定番コース。海と山のどちらも味わえる立地はアウトドア派にとって理想的の生活です。
6.ブリスベンや他州へのアクセスが良い
車で北へ約1時間走ればクイーンズランド州都ブリスベンに到着する。ライブや美術館など都会的な刺激が欲しいときに日帰り可能。またゴールドコースト空港は東海岸の中央に位置し、ケアンズやメルボルン、タスマニアへの直行便が豊富。格安航空券を活用して週末旅行を企画しやすい立地が最高。
7.ちょうど良い街のサイズ感

人口約70万人の都市は、生活圏がコンパクトで移動時間も短い。大規模フェスや世界的スポーツイベントは少ないものの、地元マーケットやビーチフロントのライブなど、コミュニティに根ざした小規模イベントが頻繁に開かれる。友人と出かけるたびに新しい顔を見せる街の表情が、日常を彩ってくれる。
8.日本人が少なめで英語環境を確保しやすい
語学学校や職場での日本人比率はシドニーよりかなり低め。最初は心細さもあるかもしれませんが、英語でのやり取りに身を置く時間が長いぶん、伸びが早いことを実感できるはず。日本語で甘えにくい環境を求めるなら、ゴールドコーストは好都合。
9.冬でも温暖な気候

6〜8月でも気温は20度近くまで上がります。厚手のダウンやマフラーは不要で、長袖シャツとジャケットがあれば十分。室内の暖房もわずかで済み、光熱費を抑えられる。晴天率が高く、乾いた涼しさのなかでビーチを歩く冬の朝は、他都市では味わえない贅沢だと思う。
10.日本との時差が最小
年間を通して日本との時差はわずか1時間。オンライン面接や家族との連絡を取る際にスケジュール調整が簡単で、深夜早朝のやり取りを避けられる。投資や日本のテレビ配信をリアルタイムで楽しみたい層にも分かりやすい利点です。
デメリットも正直に

都会的な刺激は少ない
流行のクラブカルチャーや大型アートギャラリーを求めるなら物足りなさを感じるはず。そんなときはブリスベンへ足を伸ばして「都会チャージ」をするといいかも。
車社会ゆえの不便さ
路面電車のG:linkとバス網は中心部に集中しており、郊外のシェアハウスやファームに通う場合は車がほぼ必須となる。中古車購入やカーシェアリングの選択肢を事前に検討しておくと安心。
