
こんにちは、ゴールドコースト専門メディアのゴル旅です。
ゴールドコーストに旅行やワーキングホリデー、留学で訪れる際、「現地での両替はどうすればいいの?」と疑問に思う方は多いでしょう。
実は、ゴールドコーストは驚くほどキャッシュレスが進んでおり、現金を使う場面は非常に限られています。
しかし、だからといって全く現金が不要というわけでもありません。
本記事では、Wise、街中の両替所やATMでのキャッシングなど、現地で使える両替手段を徹底比較しながら紹介していきます。両替で損をしないために、ぜひ最後まで読んでください。


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そもそもゴールドコーストはキャッシュレス社会!現金はどこで必要?


ゴールドコーストを含むオーストラリア全体は、世界でも有数のキャッシュレス先進国です。
レストラン、カフェ、公共交通機関、スーパー、マーケットに至るまで、ほぼすべての場所でクレジットカードやデビットカードによる支払いが可能です。
特にVisaやMastercard対応のタッチ決済は非常に普及しており、小額の支払いでもカードをかざすだけで完了します。そのため「とりあえず現金を用意しなきゃ…」と焦る必要はありません。
ただし、いくつかのシーンでは現金が求められることがあるため、少額の現金を用意しておくと安心です。



オーストラリアは普段キャッシュを持ち歩いていない人の方が多いです。
現金が必要なのは? → 家賃の支払い・カジノ・一部のマーケット


ゴールドコーストで旅行または生活する上で、全く現金が不要というわけではありません。
たとえば一部のシェアハウスでは、家賃を現金で支払うよう求められるケースがあります。(所得を隠したい家主が多いので。)
また、ゴールドコーストの有名な「The Star Casino」では現金でのカジノチップの購入が基本。
さらに、週末に開かれるローカルマーケットや、個人経営の出店・バスキング(路上パフォーマンス)へのチップなども、現金が必要な場面です。手元に現金があると、こうした場面で慌てずに対応できます。
結論:レート重視ならWiseが最強【ただし準備が必要】


ゴールドコーストで最もレート良く日本円をオーストラリアドルに換金したいなら、結論は「Wise(旧TransferWise)」一択です。
Wiseは中間マージンを取らず、実際の為替レート(ミッドマーケットレート)で両替ができるため、他の方法と比べて圧倒的にお得です。
ただし、アカウントの作成や本人確認、Wiseデビットカードの発行が必要なため、渡航前の準備が重要です。
すでに口座を持っている人は、現地ATMで簡単に現金を引き出すことができます。次章から、Wiseの仕組みや活用法を簡単に解説していきます。
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Wiseとは?使い方と換金の仕組み


Wiseはイギリス発の国際送金サービスで、「レートの良さ」が最大の特徴です。
仕組みは非常にシンプルで、
①Wiseのアプリ内で日本円からオーストラリアドルに換金
②Wiseデビットカードで現地ATMから現金を引き出す
これで中間業者を介さず換金ができるため、銀行や空港の両替所と比べて圧倒的にお得です。
また、Wiseアプリでいつでも為替レートを確認でき、いいレートの時に両替しておくこともできます。
他の両替方法とのレート比較
2025年の両替手段別 JPY→AUD 平均レート比較表
両替手段 | 平均レート(1JPYあたり) | 1万円両替時の受取額(AUD) | 備考 |
---|---|---|---|
Wise(ワイズ) | 0.01058 | 約105.8 AUD | 実勢レートに近く、手数料が明確で低コスト。 |
空港の両替所 | 0.00950 | 約95.0 AUD | レートが悪く、手数料も高め。緊急時以外は非推奨。 |
街中の両替所 | 0.01000 | 約100.0 AUD | 店舗によりレートが異なる。事前の比較が重要。 |
銀行ATMキャッシング | 0.01030 | 約103.0 AUD | レートは良好だが、手数料や利息に注意。 |
例えば、1万円をオーストラリアドルに換金する場合、空港の両替所だとレート差や手数料で最大$10以上損することもあります。
銀行ATMでのキャッシングもレートは比較的良好ですが、カード会社の手数料や利息が加算されます。
たとえばある日、1AUD=98.5円(実勢レート)だった場合、Wiseではほぼそのままのレートで両替されるのに対し、他では1AUD=95円程度に落ちてしまうケースも。数万円単位になると差額は無視できない金額になります。
Wiseを使うには何が必要?


Wiseを使うには、まず無料のアカウント登録が必要です。
登録後、本人確認書類(パスポートや運転免許証など)のアップロードが求められ、通常1〜2営業日で認証されます。
Wiseデビットカードを申し込むことで、現地ATMから直接オーストラリアドルを引き出せるようになります。
カードの発行と発送には約1〜2週間かかるため、日本出発前に手配しておくのが理想です。
アカウント内に日本円をチャージしておけば、現地通貨に変換して即座に使用可能です。Wiseは銀行口座との連携も簡単で、使い勝手も抜群です。
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現地ATMでWiseデビットカードを使う流れ


Wiseカードを手に入れたら、現地ATMでの利用はとても簡単。
まず、Wiseアプリで日本円をオーストラリアドルに両替しておきます。
次に、オーストラリアのATMにカードを挿入し、希望額を選んで引き出すだけ。
ATMによっては数ドルの利用手数料がかかる場合がありますが、Wise自体の手数料は非常に安く、月3万円までの無料引き出し枠もあります。
銀行や空港両替と比べて圧倒的にコストを抑えられるため、Wiseカードは「最強の換金ツール」として活躍します。
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その他の両替方法まとめ【Wiseが使えない場合や急ぎのときに】
Wiseが最もお得な両替手段ですが、「カードの到着が間に合わなかった」「本人確認がまだ終わっていない」「今すぐ現金が必要」など、急ぎの場面では別の方法を使わざるを得ないこともあります。
ここでは、Wiseが使えない状況や予備として覚えておきたい3つの両替方法をご紹介します。
それぞれのメリット・デメリットを把握して、状況に応じて使い分けましょう。
① 銀行ATMで日本のカードを使ってキャッシング


日本で発行されたクレジットカード(特にVISA・Mastercard)を使えば、オーストラリアのATMでオーストラリアドルを引き出す「海外キャッシング」が可能です。
レートは実勢レートに近く、空港や街の両替所よりも良好な場合が多いのが特徴です。
ただし、カード会社の手数料(海外取引手数料+ATM手数料+利息)がかかるため、後日の返済時に総額が増えていることも。
すぐに返済すれば利息は最小限に抑えられるため、「楽天カード」「エポスカード」「セディナカード」など、キャッシング返済がしやすいカードを選ぶと安心です。



ANZはATM手数料が安いのでおすすめですよ。


② 空港の両替所:利便性は◎、レートは×


ゴールドコースト空港には到着ロビーに両替カウンターがありますが、最もレートが悪い換金方法として知られています。
日本円→オーストラリアドルへの両替では、1万円で実勢より$15〜$20ほど損することも珍しくありません。
さらに手数料も上乗せされているため、まとまった金額を両替するとかなりの損失に。
ただし、深夜到着やWiseが使えない緊急時には選択肢になるため、最低限の額($50〜$100)を目安に両替し、滞在中に別の方法で調整しましょう。



便利だがレートが非常に悪い。緊急時以外は避けるのがベター。
③ 街中の両替所:場所によっては比較的良心的


ゴールドコーストの中心地・サーファーズパラダイスには、複数の両替所が点在しており、空港よりもレートが良心的な店舗も存在します。
特に「Paradise Currency Exchange」「Kings Currency Exchange」などは観光客に人気で、比較的まともなレートを提供していることで知られています。
一方で、レートを明示せず高額な手数料を取る悪質な店舗もあるため注意が必要です。
Googleレビューを事前にチェックしたり、複数店舗でレートを比較してから両替するのが鉄則です。



個人的には「Paradise Currency Exchange」が一番レートが良い気がします。
現金はいくら両替しておけばいい?目安と用途
ゴールドコーストはキャッシュレス社会のため、大量の現金を持ち歩く必要はほとんどありません。
しかし、滞在スタイルや目的によって必要な額が変わるため、用途別に目安を確認しておくと安心です。
以下に具体的なケースごとの現金必要量を解説します。
カジノで遊ぶ予定がある人は多めに


ゴールドコーストの人気観光スポット「The Star Casino」では、現金でチップを購入するのが基本です。
カジノの利用を予定している方は、あらかじめ$200〜$500ほどを現金で用意しておくとスムーズです。
カジノ内にはATMもありますが、利用手数料が高いことや、Wiseカードが使えない場合もあるため、事前に両替しておくのが無難です。
遊ぶ金額をあらかじめ決めておくことで、無駄な出費やリスクも減らせます。
マーケット・バスキングのチップなどで少額必要な場面も


週末に開催されるファーマーズマーケットやナイトマーケットでは、個人経営の出店や屋台などで現金のみ対応というケースが見られます。
また、路上で演奏やパフォーマンスを行う「バスキング(ストリートアーティスト)」にチップを渡したいときも、コインや少額紙幣が必要です。
このような場面では$10〜$30程度の現金があると便利。財布に少額のお札とコインを忍ばせておくだけで、観光をより楽しめます。



サーファーズパラダイス中心地ではよくバスキングやってます。
普段は$50〜$100あれば十分
カジノに行かず、日常生活や観光がメインという方であれば、$50〜$100の現金を持っていれば十分です。
レストラン・交通機関・ショッピングなどはすべてカード決済が主流。
Wiseカードやクレジットカードを併用すれば、現地で困ることはまずありません。
むしろ多額の現金を持ち歩く方がリスクが高く、必要なときにだけATMで引き出すのがスマートです。



正直1円も換金せずに旅行を終えることもできます。
まとめ:最も損しない両替方法は?タイプ別おすすめ換金法
ゴールドコーストで損をしない両替方法をまとめると、ベストはWiseを事前に用意しておくことです。
実勢レートに近い換金ができ、ATMでの現地引き出しもスマートに行えます。
急ぎの場合やWiseが使えない場合は、クレジットカードによる海外キャッシング、または街中の良心的な両替所を活用しましょう。
空港の両替所は最後の手段として最小限に。
キャッシュレスが進んでいるゴールドコーストでは、基本的に現金の利用はごく一部の場面に限られます。準備さえ万全なら、賢く安全に両替ができます!

