ゴールドコーストのクリーナーってどう?ワーホリで稼ぐ働き方とリアルを聞いてみた

「ゴールドコーストでワーホリしたいけど、どんな仕事がいいんだろう?」「英語に自信がないけど、ちゃんと稼げる仕事ってある?」
そんな不安を抱えたまま、求人サイトをなんとなく眺めている人も多いはず。
今回ゴル旅では、実際にゴールドコーストでクリーナーとして働くワーホリ・学生スタッフにインタビューし、「収入」「英語環境」「1日のスケジュール」など、みんなが気になるポイントを根掘り葉掘り聞いてみました。
ゴールドコーストでの仕事選びに悩んでいる方は、ぜひリアルな声を参考にしてみてください。
今回インタビューさせていただいたのは、ゴールドコースト大手クリーナー会社【Paul’s maintenance】のスタッフさんです。現在求人を出ているので、仕事を探している方はぜひチェックしてみてください↓

スタッフインタビュー①
Kosukeさん(ワーホリ)|スケジュールも自分で組める契約クリーナー
時給 $38 / 自分の車あり / セルフマネジメント

ゴル旅こんにちは!時給が高めだと思いますが、どんなポジションなんですか?



こんにちは!僕はお客様のスケジュール管理や連絡を自分で行う契約スタイルで働いています。相方と二人一組で応募しました。



応募してすぐにマネジメントを任されたんですか?



いえ、僕たち二人とも掃除の仕事は初めてだったので、まずは基礎研修からスタートしました。
その後は現場での動き方やお客様との接し方を、一ヶ月ほどかけて丁寧に教えてもらいましたね。





未経験でも一ヶ月の研修があるのは心強いですね!大変だったことは?



想像以上に細かい部分まで気を使う点です。最初は「こんなところまで見るのか!」と驚きました(笑)
でも、マニュアル通りにやっていくうちに自然と慣れましたね。



あと英語が苦手だったので、お客様とのやり取りが一番大変でした。
ただ、優しいお客様が多くて、翻訳アプリを使いながらやり取りしているうちに仲良くなりました。今では英語の会話もかなりスムーズになったと思います。



すごい成長ですね!週にどのくらい働いていますか?



僕たちは週5です。調整すれば週4にもできますが、詰め込みすぎない働き方が自分には合ってます。
趣味でサーフィンをしているので、波がいい日は朝や夕方に行けるようにスケジュールを調整してます(笑)





自分でスケジュールをマネジメントできるからこそですね!このポジションで一番大切なことは?



お客様との信頼関係ですね。
スケジュールは自由に組めますが、お客様の声を無視することはできません。
掃除の質が落ちると信頼も落ちて、最悪契約終了になることもあります。



ただ、クレームをいただいた時もすぐ対応することで、逆に信頼が深まるケースも多いです。
やっぱり「真摯な対応」が一番大事だと思います



ピンチをチャンスに変えられるんですね!最後に、この仕事に興味を持っている人にメッセージをお願いします。



自分でスケジュールを組めて、英語も上達して、自由度が高い。しかも時給も高い(笑)
いいことづくしなんですが、英語の壁やクレーム対応の大変さもあります。



でも、それを自分の力で乗り越えたい人には本当に最高の環境です。
オーストラリアで何かを得たいと思っている人、ぜひ挑戦してみてください!
スタッフインタビュー②
Yoshitoさん(ワーホリ)|レンタカーをうまく活用してWワーク
時給 $34 / レンタカー / メインクリーナー





こんにちは!今の仕事のポジションを教えてください。



今は「メインクリーナー」として働いています。
お客様のリクエストを伺いながら、実際に掃除を行い、最後にクオリティチェックをする、いわば現場のスーパーバイザーのようなポジションです。



スーパーバイザーというと大変そうですね。もう少し具体的に教えてもらえますか?



客様によってその日のリクエストが違うので、まずしっかり話して内容を明確にします。
その上で、時間内にチーム全員で完了できるように動くことが大切です。
最終的なチェックもチームで行います。



スーパーバイザーというよりは、現場を統括するリーダー的な立場ですね。
チームは2〜3人なので、いかに協力して効率よく終わらせるかを常に考えています。
もちろん、時間に追われて大変な時もあります(笑)。





なるほど。少し突っ込んだ質問ですが、週どれくらい稼げますか?



いきなり来ましたね(笑)。
週5日勤務で1,000〜1,200ドルくらいです。
1日の働く時間は日によって違いますが、だいたい朝8時スタートで15〜17時頃に終了することが多いです。



日中だけでそれだけ稼げるんですね!夕方以降は自由時間かと思いますが、何をしていますか?



僕はUber Eatsをやっています。ちょうど17時〜19時が一番稼げる時間帯なので、稼ぎたい僕にとっては最高の環境です(笑)。



Uber Eatsも!しかもレンタカーでされているとか?週どのくらい稼いでいますか?



また突っ込みますね(笑)。
はい、レンタカーです。掃除の仕事にも使えるし、Uber Eatsにも使えると思って借りました。
頑張った時は週1,000ドルくらい、平均だと500〜700ドルくらいです。





週2,000ドル近く!夢がありますね。貯金もできそうですが、何かやりたいことはありますか?



それが、あまり貯まってないんですよ(笑)。
カジノ行ったり、旅行で使ったりで…。



でも、休みの日に友達と今使っているレンタカーで遠出して旅をするのが楽しくて、気づいたら出費が増えてる感じです。
それでも少しは貯金できているので、日本に帰る前にオーストラリアをロードトリップしたいと思っています!



最高ですね!最後に、この仕事に興味を持っている人へメッセージをお願いします。



そうですね。僕は貯金の才能がなかったんですが。。(笑)、
この仕事とUber Eatsを両立して頑張れば、半年で3万ドル(約300万円)貯めることも全然可能でした。
でも、自分を擁護するわけではないですが、オーストラリアでの時間は一度きりだという思いで毎日を楽しむ方向にしました。



お金を貯めることだけじゃなくて、仕事も遊びも全力でやって、最高の思い出を作ってほしいです。
やりたいこと全部やってみる。僕はそう思いますし、今を楽しんでいます。
スタッフインタビュー③
Maiさん(ワーホリ)|自分の時間も確保しながら、安定して働く
時給 $30 / 自分の車あり / サブクリーナー





こんにちは!今の仕事のポジションを教えてください。



私はサブクリーナーというポジションで働いています。
メインクリーナーの方と一緒に現場を回って、一緒にお客様の家のお掃除をしています。



メインクリーナーとサブクリーナーの違いは何ですか?



メインクリーナーの方はお客様とのやり取りも担当します。
私はメインの方の指示に従って動くので、サポート的な立場ですね。チームで協力して現場を進めていく感じです。





お客様と話す機会はあまりないのでしょうか?



挨拶と自己紹介は必ずしています。
基本的にやり取りはメインクリーナーが行いますが、たまにお客様から話しかけられることもあるので、その時は頑張って話しています(笑)。



英語力はどのくらい必要ですか?



私は最初、全然話せませんでした(笑)。今でも話しかけられるとドキドキします。
でも、何度もお会いするお客様も多くて、覚えてもらったり、ちょっとした会話を楽しめるようになったのは嬉しいですね。自然と英語にも慣れてきました。



英語を使いながら上達できるのは魅力ですね!1日のスケジュールを教えてもらえますか?



朝は7時前に起きて、8時から現場に出ます。日によって違いますが、2〜4件ほど回ることが多く、だいたい16時ごろには帰宅しています。
そのあとはジムに行ったり、友達と出かけたりして、プライベートも楽しんでいます!





仕事とプライベートのバランスが取れていて素敵です!今後の目標はありますか?



実は仕事のあとに時間があるので、ヨガの勉強をしています。
インストラクターの資格を取るかはまだ迷い中ですが、少しずつお金も貯まってきたので、オーストラリアの後はインドに行って本場のヨガを体験してみたいです!



最高ですね!最後に、この仕事に興味を持っている人にメッセージをお願いします。



オーストラリアではいろんな体験ができて、本当に最高の思い出がたくさんできました!
でもやっぱり、やりたいことを叶えるにはお金も大事だなって思います。



私は「仕事ばかりで疲れるのは嫌」だったので、自分の時間を大切にしながら安定して稼げるこの仕事が本当に合っていました。
なので、プライベートを大切にしつつ、安定的に収入を得たい人にはすごくおすすめです!
英語は…これから頑張ります(笑)。
ゴル旅編集長の所感|仕事と生活のちょうどいいバランスを求める人に合いそう
3人の話を聞いて感じたのは、みんな「仕事で一日が終わっていない」ということでした。
朝からしっかり働きつつ、サーフィンやジム、ヨガの勉強など、自分のやりたいことに使える時間もちゃんと確保できているのが印象的でした。
クリーナーの仕事は派手ではないけれど、安定した収入と整った生活リズム、そして少しずつ英語にも慣れていける環境があります。
「がっつり消耗するより、ほどよく働きながらゴールドコースト生活を楽しみたい」という人には、かなり相性のいい選択肢だと思います。
この記事を読んで「ちょっと気になるな」と思った方は、ゴル旅が取材したPaul’s maintenanceの求人ページや、ゴル旅の求人掲示板も、仕事探しのヒントとして覗いてみてくださいね。














