
ジェットスターが8月1日からゴールドコースト〜バリ直行便を週3便で運航。
この格安直行便の誕生により、以前までのブリスベン経由やシドニー経由と比べて時間的・金銭的コストが大幅に削減されます。
学生ビザ保持者やワーホリ層が多いゴールドコーストでは、ビザ更新時の“ビザラン”需要も見込まれる一方、観光客流出による域内消費の低下を懸念する声も。
航空会社は燃油高騰と空港枠確保の課題を抱えるが、A320neo投入で燃費を20%改善。旅行会社はパッケージ商品強化が急務となり、バリ・ゴールドコースト双方向の交流促進が期待されます。
Jetstar launches new direct flights between Bali and Gold Coast
バーレーヘッズ〜クーランガッタ間13 kmを延伸するライトレール第4段階の計画は、事業費46億ドル規模の精査に入る。
空港直結トラムは観光動線を劇的に短縮し、クーランガッタ南部の宿泊需要を引き上げる可能性があります。
一方、建設コスト高騰と環境影響が焦点。2028ブリスベン五輪の交通遺産として期待されるため、連邦補助獲得のカギは経済効果の定量化。
完成までは数年単位の迂回工事が続く見込みで、渋滞悪化を織り込んだ旅程設計が当面必要です。
Gold Coast Light Rail Stage 4, Burleigh Heads to Coolangatta, planning
7月1日から最低賃金が3.5%上昇し時給24.95ドルへ。ホスピタリティ・小売など低賃金比率の高い業種に影響。
物価上昇が落ち着いた今、実質賃金回復を優先させた判断です。
時給ベースで約0.85ドルの増額はカジュアル労働が多い留学生やWH層には朗報。ただ事業者側は人件費転嫁でメニュー値上げや営業時間短縮が広がる可能性が大きい。
観光地ゴールドコーストのカフェ・レストランは価格競争力維持へプロモーションと省人化投資が急務となり、チップ文化のない豪州で“サービス料追加”導入議論が再燃する可能性も指摘されています。
ドリームワールドの冬季イベント「ウィンターフェス」は6月28日〜7月20日開催。雪遊び・ナイトマーケット・限定フードが魅力。
学校休暇と重なるため、国内外の家族旅行需要を取り込みやすく、近年盛んな“テーマパーク+体験重視”トレンドに合致。
雪演出は東南アジア客にも新鮮で、SNS拡散が見込まれます。周辺宿泊施設はパッケージ化を強化し、留学生アルバイトの求人増も予想。豪ドル高を背景にした入場料値上げの影響を相殺する“イベントバリュー”として機能しそうです。
6月26日よりゴールドコースト〜ダーウィン直行便が就航。
国内東西縦断路線の誕生により、冬季のアウトバック観光とゴールドコーストのビーチ観光を“二都市周遊”で組み合わせる商品造成が容易に。
日本発国際線との乗継需要も見込まれ、ダーウィン側はアジア・オセアニアのハブ機能強化を戦略に掲げています。
運航枠は季節便ながら利用が好調なら通年化も視野に入るため、利用者数が直接路線維持を左右—PRタイアップが鍵。