【7月号】最近のGCニュースピックス！<ゴル旅>
500万ドル基金で中国・日本直行便復活へ 観光局が航空各社と協議
ゴールドコーストの観光産業団体 Experience Gold Coastとゴールドコースト空港（Queensland Airports Ltd.）は、中国・日本との直行便を 2026 年までに再開するため、航空会社との共同マーケティング資金として 500 万豪ドルのファンドを設立する方針を決定しました。対象路線は「上海・北京・成田・関空」の４都市。航空会社に対し広告費や就航初期のリスク費用を一部補填し、当面は季節運航（チャーター／トライアル便）から定期便化を目指します。
GC空港に新スマートゲート20台導入 日本旅客も利用可
ゴールドコースト空港は6月、顔認証性能を高めたスマートゲートを20台増設し、日本を含む28 か国が利用可能に。入国所要は平均3分、紙の入国カードも廃止してスマホ申告へ一本化。年末ピークでも行列削減を見込み、出発側への拡大も計画中。旅行体験の大幅向上が期待される。
ジェットスター、GC〜ダニーデン・ハミルトン線を新規就航
6月下旬から、ゴールドコースト空港とニュージーランドのダニーデン・ハミルトンを結ぶ直行便が週3便ずつスタートしました。片道セール運賃はNZ$170からで、航空券予約サイトがにぎわっています。これでゴールドコーストはNZ6都市と直結し、観光や留学の往来がさらに便利になりました。
International flying returns to Dunedin with new Jetstar service offering sale fares from just $184^
BLEACH*フェス2025全日程発表、7/31〜8/10に開催
ゴールドコーストを代表する芸術祭BLEACH*が、今年は7月31日から8月10日まで開かれます。気球アート「Skywhales」、海辺オペラ、光のインスタレーションなど無料・有料合わせて100以上のイベントが予定されています。家族で楽しめるワークショップも多数あり、冬でもにぎやかな街になりそうです。
バーレイ・オーシャンウェイ拡幅完了 快適なビーチ散歩道が誕生
北バーレイからジャスティンズパークまで約2kmの海辺の遊歩道が広くなり、新しい木製デッキやLED照明が設置されました。歩行者と自転車がゆったり通れるようになり、夜でも明るく安全です。ベビーカーや車椅子でも通行しやすくなりました。観光客増と通勤サイクリング人気を受け、市は2024年2月から1,200万ドルを投資してバリアフリー化と浸食対策を実施。2025年6月に主要工事が完了し、残る植栽整備も3月までに終了予定です。
世界初公開『Writers Revealed』展、HOTAで8/3まで開催中
HOTA美術館で、シェイクスピアの自筆肖像や『ドラキュラ』初稿など文学の宝物170点が展示中です。貴重な原稿や手紙を間近で見られる機会は世界で初めて。4月の開幕から来場者は5万人を超え、週末は入場待ちの列ができています。入場料は 19 ドルから。
ホポフェリー、新桟橋構想が前進 マリン観光ルート多様化へ
ブロードウォーターを巡る観光フェリー「Hopo」が、ラブラドール・シーワールド付近など3か所への新桟橋設置を検討中。市議会は2025年度内に民間提案を募集し、助成金制度も用意します。Hopoは2019年開業。利用者数がパンデミック前比＋40 %と伸びる中、既存5停留所では混雑が発生。海上交通で道路渋滞を緩和し、沿岸部経済を活性化する狙いがあります。
バーレイに豪華ホテル「モンドリアン」開業、海辺の高級を一新
6月10日、バーレイ・ヘッズの海沿いに豪州初の「モンドリアン・ゴールドコースト」が開業。米sbe系ブランドの豪州初進出で、スイートを含む208室、25mプール付きプールクラブ、薪窯イタリアンを備え、“裸足で過ごせるラグジュアリー”を提案するデザインホテルとなっている。空港から車15分と好立地で、五輪を控えたバーレイの観光高級化と経済効果を押し上げる切り札として注目されている。
